みなさん、こんにちは。
広島市の少年少女柔道教室 賢心舘牛田新町道場の山口です。
昨日は金曜日なので、
5年生以上が参加する練習日でした。
数少ない人数なので、
目が行き届きますから、
ある意味、子供たちにとっては良いこと・・なんですが、
当の子供達にとっては、手が抜けない、気が抜けないので、
ちょっとしんどいかもしれません。
しかし、
子供たち個人個人が、
どうとらえて練習するかで、
先行きが変わってきますよね。
今、練習中、
私の周りから子供たちが離れて練習します。
怒られるから?
怖いから?
うるさいから?
気持ちはわからないでもないです。
私も先生の目の届かないところで練習してたこともありますから。
大学のとき、
あるコーチに言われました。
「強くなりたかったら、
一番嫌いな先生の前で練習しなさい」
「強くなりたかったら、
一番うるさい先生の前で練習しなさい」
と。
その時は、えぇ~って思いましたが、
言われるがままに、そうしてみました。
最初、緊張するし、
いちいちうるさいし・・・。
やっぱ、離れてやろうって思ったこともありましたが、
そんなとき、ずーっと先生の前で練習する後輩をみつけました。
頭を小突かれながらも、
罵声を浴びせられながらも、
その後輩は、ずーっとその先生の前で練習してました。
ある人は、
気に入られたいからだろ?
といい、
そんなにこびうってまでして、選手になりたいか??
とまでいう者もいました。
私もその当時、
そんな風に思わなかったわけではありません。
しかし、
その後輩は、
自分が強くなるために、自分の柔道をしっかり見てもらって、
いいところ悪いところをしっかり言ってもらうことが大事。
なので、そんな外野の声にかまっていられません。
と言いました。
なんて生意気な奴。。と思うか、
すげえ考えしてんな。。と思うか。
私は、へぇ~と感心しました。
それ以来、
なるべく先生の前に相手を連れてって練習するようにしました。
それなりの効果(結果)があったかどうか・・
それはわかりませんが、
でも、今指導する立場になってみて、
やはり、目の前で頑張る子には、
声をかけやすいです。
あまり遠くで練習してると、
おっと気になることがあっても、
遠すぎて、声かけられないままということもあります。
そうはいっても、
子供が寄ってこないのは、
私の指導方法に問題があるのかもしれませんしね。
ある意味防虫剤状態です。。。
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