昨日の稽古にて・・(7.9)

みなさん、こんにちは。

賢心舘牛田新町道場の山口です。

 

今日は梅雨が明けたか?というくらいのきつい日差しです。

気温もぐんぐん上がっているようです。

日射病や熱中症などには十分気をつけていただきたいと思います。

 

さて、土曜日のスポーツ少年団大会後の練習日だった昨日、

それぞれの思いはどうだったのでしょうか。

 

満足の行く結果を出せた子。

満足のいく柔道ができた子。

なかなか思うように行かなかった子。

それぞれだと思いますが、子どもは正直ですから表情に表れています。

 

 

 

性格・・でくくってしまったら、

子どもたちの可能性はなくなってしまう気がします。

意識をどう持つかが一番大事なんだと思いますが、

土曜日の試合に限らず、試合で感じた自分の中の感情とどう向き合うのか。

 

 

「悔しかった」

という言葉をよく聞きます。

しかし、

「悔しかった」

で終わっている子が多いように思います。

 

 

「悔しかった」

から出てくる感情が、どういうふうに変化していくのか。

 

 

「悔しかった」

だから、次はそんな思いをしたくないから頑張る!

 

これが理想のカタチかもしれませんし、

指導者や親御さんは、そういうイメージを持ってしまいます。

 

 

しかし、子どもたちの意識は本当にそうなっているのでしょうか。

 

「悔しかった」

が、心の底からわいてきた感覚ならば、

何かの変化につながる可能性はあります。

 

昨日もその思いを爆発させながら練習してる子もいました。

 

 

しかし、「悔しかった」ということを、

本心ではなく、

 

(そう言っておくもんなんだろう・・)

 

そう思っていたら・・。

 

 

試合後の練習で、頑張らなければならない心の中の要素がないわけですから、

特に頑張るはずがありません。

 

それよりも、負けたからまた怒られる。

そして、練習が厳しくなる。

しんどいのはいやだ。

先生や親が見てるところでは頑張るふりをするけど、

見ていないところではやらない。

 

こういうパターンって結構多いように思います。

 

 

一番大事なことは、

やらなきゃならない意味(価値)を教えること。

 

いや、

教えるというより、気付かせるという方があってるかもしれません。

 

 

とはいえ、簡単に気付きはしません。

 

 

子供とて、

大人が大人の思うように変えることはできません。

 

子供とて、

小さいながらも「心」を持っていますから。

 

その小さな「心」は大事に育てなければなりません。

 

怒って強制的に・・は逆効果。

しかし、全く怒ってはいけないということではなく、

子供たちを導くには、それぞれの役目があるということです。

 

怒っていいのは指導者。

親はただただ見守る中で、励ますこと。

疲れた子供の心や体を優しく包むこと。

そうすることで、子供はまたエネルギーを充電して、

頑張ることができます。

 

自動車の燃料はガソリンですが、

子供の心の燃料は、親の愛情です。

親の怒りではありません。

 

 

怒りで子供がうまく育つなら、

そんな楽なことはないのです。

 

少し話が脱線しましたが、

試合後、おのおの想いがあります。

 

その想いを大事にし、

自分が頑張る意味を教える。

 

頑張った先にどういうことがあるのかを教える。

 

強くなったらどうなるのか・・

いつも負ける子は、強くなった経験がないから、

強くなったときの自分がちゃんとイメージできません。

 

 

 

強くなって、試合に勝てるようになって・・。

そしたら周りの人達はどんな風に自分を見るようになるのか。。

 

 

もっともっとその子に会ったイメージの仕方があると思いますが、

頑張ることと、強くなることと、

その後に自分がこうなりたい!というイメージをしっかり持たせることができると、

 

何かのきっかけで、その子のやる気スイッチが入るようになるのかなと思います。

 

 

昨日の練習では、

特に居残りの高学年と中学生に、

試合後の心の持ち方についても話して聞かせました。

 

「強くなりたい」

という心の中の気持ちを、本気にさせること。

 

そのために効果的なのは、

ライバルを作ること。

 

「こいつにだけは絶対やられたくない!」

 

と思う存在は、

弱気になる自分を奮い立たせます。

 

身近に一人、

必ず見つけること。

 

一緒にいる環境の中で、

常に目に入る。

 

そいつが先生に褒められたら、

自分だって褒められたい!

 

そんな意欲がわいてくる存在を作ること。

 

 

一朝一夕に簡単に子供の心は変化しませんが、

地道にその子にあったペースでスイッチが入るミサイル(言葉)を

投げかけていきたいと思います。