昨日の稽古にて・・(1.16)

みなさん、こんにちは。

賢心舘牛田新町道場の山口です。

 

今日は1月17日です。

17年前の今日、阪神・淡路大震災が発生し、

何千もの貴い命が奪われました。

 

被災された方々にとって、

17年という年月がたった今でも、

癒えることのない心の傷を背負いながら、

必死で頑張って生活しておられることと思います。

 

神戸という街並みは、

これまでの年月をかけ見事に復興していますが、

人の心の中は、消すことの出来ない大きな傷が残っていることと思います。

 

何年たってもこの日には、

亡くなられた方々を想いながら手を合わすことを忘れないでいようと思います。

 

 

 

さて、

昨日の稽古では、

練習前の整列のときに少し長めのお話をしました。

 

先日、NHKの『課外授業』という番組に、

アテネオリンピック柔道金メダリストの鈴木桂治選手が出演されてました。

 

あいにく、道場生たちやその保護者の方々は

見た人がいなかったようで残念だったのですが、

私は鈴木選手のブログで告知されてたので早速録画予約をし拝見させていただきました。

 

そのときの話を少ししましたが、

 

「強さ」

 

ということをテーマにお話されました。

 

設定は、

鈴木選手の母校の小学校にてあるクラスに対して課外授業を行うというものです。

 

小学生たちも真剣に鈴木選手の話を聞いてました。

 

「強さ」

 

がテーマであっても、

鈴木選手が子供たちに、そして、番組を通じてみんなに伝えたかったことは、

 

 

~負けることを経験しながら、

          人は強くなれる・・・~

 

ということだったと受け止めました。

 

 

子供たちにあえて、北京オリンピックで惨敗したときのビデオを見させて、

自分の弱いところをさらけ出すことの重要性も話しておられました。

 

多くのバッシングの中、

柔道を辞めようと思うこともあったとか。

 

 

しかし、ここであきらめるわけにはいかない!と踏ん張り、

今は、ロンドンオリンピックの日本代表として出場すること、

そして、金メダルと取ることを目標に頑張っているという話をされてました。

 

 

あの時負けたことで、

精神的にも強くなった・・そうもおっしゃってました。

 

 

 

 

私自身もそう思います。

 

勝つことよりも、

負ける経験をすることのほうが、

人を成長させてくれます。

 

 

順調にいってるときよりも、

いろんな問題を抱え、思い悩んでいるときのほうが、

人を成長させます。

 

 

しかし、ただ負けたという経験をするだけでは意味が無く、

負けた経験としっかり向き合うことと、反省し、次につなげる意識改革をすることが重要だと思います。

 

 

日曜日の月次試合、

18名がエントリーしましたが、

3名しか入賞できませんでした。

 

いつも負けてばかりの選手は、

意識も低いままです。

 

どこかで自分自身を変えなければ、

その、負けのスパイラルから脱出することは出来ません。

 

 

昨日の練習では、

そういう意識改革が出来てきたかな・・・?と思わせるような子供たちも数名いました。

 

 

今はしっかり耐えるときです。

うまくいかないときこそ耐えるときだと思います。

 

 

指導する私たちは、

そういう状況の子供たちに対して、

先を照らしてやりながら導いてやらなければなりません。

 

「あきらめない心」

「折れない心」

 

これを育成していかなければなりません。

 

 

昨日は元立ちを中心にやりましたが、

いい稽古ができてたと思います。

 

 

厳しいと分かって、時に私たちは子供たちを追い込みます。

 

しっかりついてきてもらいたいと思います。