与えられた環境の中で・・・

みなさん、こんにちは。

賢心舘牛田新町道場の山口です。

 

 

【賢の心は柔の道】にも書いたのですが、

折角なのでこちらにもアップします。

 

冬休み、年末年始、あらゆるところで強化合宿があり、

合同練習が開催されてるようです。

 

 

賢心舘にも、

お誘いいただいた合同練習・合宿がありました。

 

 

 

 

賢心舘の指導者は、

みな、それぞれ仕事を持っていますので、

 

なかなか平日の昼間にお休みをとって、 

そういう環境に引率することが出来ません。

 

 

 

中学校にクラブがあったりし、そこに所属している子供達は、

こういった長期休暇のときは、いろんなところに出て行って、

たくさん柔道に打ち込めることと思います。

 

 

それでなくても、

平日も毎日クラブ活動として練習が出来る環境があれば、

それなりに充実した毎日を送ることが出来るのかもしれません。

 

 

 

 

 

賢心舘の中学生たちは、

通学する中学校に柔道部がありません。

 

ある子もいますが、

いわゆる強化をするような柔道部ではないので、

 

まともにクラブ活動は出来ていない状況です。

 

 

 

賢心舘の中学生の子供達は、

週に3日、一日たった2時間半しか柔道する時間はありません。

 

毎日、土日も練習している環境とは、

程遠い環境です。

 

 

 

しかし、私は今の環境は、

決して整っていないとは思っていません。

 

 

 

 

 

毎日練習でき、休みには遠征にいける環境が整っていて、

そうでないのは整っていないというのでは、

 

考え方や環境のとらえ方があまりにも短絡的だと思います。

 

 

 

人間、これだけは平等に与えられているものがあり、

 

それは・・

 

 

 

     『   時   間   』

 

 

です。

 

 

 

1日24時間。

1年間365日。。

 

 

これは、誰も同じ条件です。

 

 

 

強い選手だけ特別に多く与えられているということでは

決してありませんよね。

 

 

 

 

 

何が違うかというと、

時間の使い方だと思います。

 

 

 

 

与えられた時間の中で、

その時間をどううまく使うかが重要なポイントだと思います。

 

 

 

 

 

 

27日で稽古納めをし、

新年は7日から稽古初めです。

 

 

約2週間、柔道着を着ることなく過ごします。

 

 

 

 

 

はたから見てて、

もっと環境を整えてもらいたいという想いをお持ちの保護者もいるかもしれません。

 

 

しかし、やるのは子供ですから、

この2週間をどう過ごすかも、

 

子供の意識次第ということです。

 

 

 

 

柔道着を着ることだけが柔道ではありませんし、

畳にあがることだけが稽古ではありません。

 

 

 

 

また、怪我をしたときは怪我をしたときで、

その状況の中で自分がしなければならないことを考えることが大事だと思います。

 

 

 

 

 

今与えられた環境の中で、

どういう風に工夫して、

 

充実したものにするか。。。

 

 

 

 

中学生の子供には、

そんなこと意識することも考えることもできない。。

 

 

 

そうお考えの人もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、そこはどうでしょうか。。

 

 

 

 

本来、高い目標を持ち、

恵まれた環境を選んで進学なりすると思います。

 

しかし、それが出来ればその恵まれた環境の中で、

与えられたことだけをこなしていけば、

良い練習になるかもしれません。

 

 

 

 

でも、そういう環境でないところにいる以上は、

そこで自分の意識を高めていき、

今ある環境の中で、自ら考え、最大限努力する心を育てる必要も

あるともいます。

 

 

 

整った環境で、与えられた練習をこなしながら強くなることは、

ある意味簡単かも知れませんし、楽だと思います。

 

 

 

しかし、一見整っていない環境の中で、

時間の使い方の工夫、練習メニューの工夫を自分で考えながらやっていくことで、

 

強い精神力も養えると思います。

 

 

 

 

 

 

出来あがった、整った環境で頑張ることは、

簡単です。

 

 

 

しかし、そうでない環境で結果を出すには、

それなりの苦労があります。

 

 

 

その苦労に、深い意味があるような気がします。

 

 

 

 

誤解のないようにお願いしたいのですが、

整っている環境を批判しているのではありません。

 

 

 

 

 

何が言いたいかというと、

 

 

心の在り方、

意識の持ち方を、

 

 

自分なりに考えていくことが大事だと思うので、

 

 

整った環境の中でも、

それなりの意識で持って柔道に取り組めば、

 

すばらしい選手になると思います。

 

 

 

 

心が出来ていない状態で、

いくら周りの環境を整えたって、

 

 

そうは、簡単にことは進まない・・と私は思います。

 

 

 

 

自らが切り開いていく力を養うことで、

社会人として、人間として、成長できるんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

今後も柔道をやっていくとして、

それなりの高校に入れば、

 

いやでも毎日練習漬けになります。

 

 

 

 

小学生や中学生のうちは、

柔道だけじゃなくて、

柔道以外のお友達とのかかわりの中で

学ばなければならないこともあるし、

 

勉強だっておろそかに出来ません。

 

 

 

 

 

与えられた環境の中で、

自分自身を高めていくことを、

 

しっかり考えられる人間を育成していきたいと思います。