稽古報告・・(5.17)

みなさん、こんにちは。

賢心舘牛田新町道場の山口です。

 

日曜日の試合後の練習日だった昨日。

元気に道場に来る子もいれば、体調不良でお休みの子もいました。

 

遠方への遠征ですから、

心も体も疲れが出ることでしょう。

 

 

昨日の最初の整列のとき、

少しお話をしました。

 

 

勝つことと負けることについてです。

 

賢心舘の指導者の中には、

負けたからと頭ごなしに怒る指導者はいません。

 

試合には、優劣がつきますから、

必ず勝つものと負けるものがいるわけです。

 

ずーっと勝ち続けることもできませんし、

ずーっと負け続けることもありません。

 

 

勝ち負けを気にすることで、

柔道が小さくなったり、動きが硬くなったりします。

 

それは、失敗を恐れるあまり、

その失敗をしないような動きになり、

無難な試合運びになってしまうからです。

 

 

勝ちたいと思う気持ちは大切です。

負けたら悔しいと思う気持ちも大切です。

 

その気持ちが、自分自身を成長させてくれる原動力になるからです。

 

 

昨日、ちびっ子たちに負けて悔しかった?と聞くと、

全員が手を上げました。

勝ちたい人!って聞いても、全員が手を上げました。

 

 

その気持ちがあることで、

今は良いんじゃないかと思います。

 

 

親の想いで、勝たせたい!と思い始めたら、

子供にプレッシャーがかかります。

 

親の思う動きをしなかったり、

親の思い通りにならないと、怒ってしまいます。

 

それは、子供のためだと思っている親御さんは多いと思います。

間違いだとは思いません。

子供のために、親として言いたいことを言う。

 

 

しかし、子供は何のために柔道をやっているのでしょうか?

 

今のちびっ子たちには、

明確な回答ができる子はいないと思います。

 

 

子供は親に褒められたいという気持ちが強いです。

褒められるために、気を引かせます。

 

柔道頑張ったら褒めてもらえるので、頑張ってる子もいます。

けな気ですね。

 

 

自分の心から柔道が好きだと思い始め、

自らが求めてやる柔道ができるようになると、

成長も早くなると思います。

 

しかし、それをちびっ子に求めるのはまだ早いと思います。

 

 

勝っても負けても、

 

「よくがんばったね!」

 

のひと言で、

子供は段々柔道が好きになってきます。

 

 

怒られながらやる事は、何をやっても楽しくありません。

 

そうなると、苦しくなります。

それは、子供だけではなく、親も苦しくなります。

 

 

あっぷあっぷの状態では、

なかなかいいことになりません。

 

 

気持ちに余裕があり、

ワクワクする気持ちが大切だと思います。

 

 

小さい時は、

そういう気持ちがもてる心を育む必要があります。

 

 

自分にプレッシャーを与えながらやるのは、

まだまだ先で十分です。

 

 

 

今の賢心舘の子供達を見てて、

そういう心がしっかり育まれていってるなと、

 

昨日のちびっ子たちの反応を見て思いました。

 

 

 

 

これからも、しっかりその心を育てて行きたいと思います。